文野(ふみの)

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「それで、話しはなんですか?」 「はい、どうぞお茶。熱いから気をつけて下さいね」 「あっ、ありがとうございます」 ずぅーーぅ 「いや、まったりしなくていいんで!!」 こんな会話ばから崎田とする為みんなに面白がられていた 「あはは、そうだね。あの球技大会の景品なんだけど、例年より『しょぼくなった』って苦情言われてしまってね」 「あー‥今年は部が増えた事もあって生徒会が使える予算が削られてしまったからあまりイイの買えなかったんですよね」 「そっか。じゃあ、賞品贈呈の時のプレゼンターが『メイド服で登場!』とかってどうだ!?」 「アホなこと言わないで下さい」 文野は机にあった紙クズを崎田に投げた 「あはは、まぁー俺が何とかしとくわ。忙しいのに呼び出してゴメンな」 「いえ、でわ」 そう言うと文野は準備室を後にした
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