文野(ふみの)

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ドアに付いてる小さな小窓から中を見た 「いた、いた」と、小さくつぶやいて手を振った 「文野さーん!」 文野に気付いた瑠璃が手を振り返し、ドアに駆け寄ってきた 文野は、ガラッとドアを開けた 「ごめんね、瑠璃。今日、ちょっと遅くなりそうなんだけど平気??」 「大丈夫!待ってる!」 瑠璃は、満面の笑みで答えた 「さんきゅ。じゃ、また後で」 文野は瑠璃に敬礼し、 瑠璃も敬礼で文野に返した
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