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『ただいま』と『おかえり』
それから、何日もすぎた。
家には必ず洸より先に帰る姉、葉瑠がご飯作りながらまっていた。
洸「毎日姉貴のめし喰える俺は幸せもんだよ~。」
一也「だからって毎日彼女のいない俺にのろけるのはけしからんな。」
洸「だってお前しかいないじゃん?話せるやつ。」
一也「信頼してくれんのは嬉しいがな洸・・・。毎日毎日、葉瑠さんが可愛いや、ご飯うまいや、そんな新婚夫婦みたいな・・・。」
洸「どぅどぅ。落ち着け②。」
一也「たくっ!でも俺もちょっと気になるんだけどよ。」
洸「なに?姉貴のことが気になるだ?例えお前でも容赦しないぞ?」
椅子からたち手をボキボキとならす洸。
一也「なんか変な誤解してんな。ちげぇよ。だいたい俺は年下にしか興味ないの。」
洸「ロリコン。」
一也「近親相姦。」
洸「まだ、なんもしてねぇよ。」
一也「俺は子供が好きなだけ。」
洸「でっ?何が気になるんだよ?」
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