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葉瑠ver
昨日は私の誤解で洸をひっぱたいてしまった・・・・。
情けない。
一瞬とはいえ弟にときめいてしまうなんて!
しかも、それを隠すために悪気のない洸を叩いてしまった・・・・。
最低だ。
家に帰ったら洸に謝らないと。
ってわかってても中々足が進まない。
そこの曲がり角を曲がればすぐに家があるのに、洸が怒ってるかと思うと足が進まない。
私の意気地無し!
今日の晩ごはんは洸の好きなオムライスにするしデザート付き!
好きなゲームも買った!
・・・・これでも怒ってたらどうしよう(泣)
とりあえず帰って支度しよう!
っと家の目の前まできたときに。
「よう葉瑠。」
葉瑠「山里。」
うわっ最悪。
こんなタイミングでなんで山里がいんのよ。
山里。
友達がしつこいので紹介を仕方なく受けた。
顔はまぁまぁカッコいいけど私はこいつ嫌い。
葉瑠「なんかよう?」
山里「つめたいな。最近メールしても電話しても連絡がとれないから心配してきたんじゃねぇか。」
避けてからそりゃ連絡とれないわよ。
葉瑠「私だって忙しいのよ。」
山里「たまには俺とデートしようぜ。」
葉瑠「だから無理だってば!」
「おい!何してんだよ!」
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