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シルビアとソラリスは18回目の誕生日を迎えた。
その時、2人は魔女に最も恐れていたことを訊くことにした。
「どうかあるのかしら? せっかくのご馳走が冷えてしまいますよ?」
2人が問いかける前に魔女は口を開いた。2人が神妙な面もちでこちらを見ていることに不信感を覚えていたようだ。
「あの……私たち、ずっと叔母様に聞きたかったことがあるのです」
口を開いたのはシルビアだった。ソラリスは床を見つめたまま、魔女の反応を待つことしかできなかった。
「あらあら……何か気になることがあるのなら、何でも聞いて良いですよ? 今日は特別な日ですからね」
魔女はニコッと笑うと、2人をいすに座らせた。2人が座ったのを確認してから、魔女は座った。
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