小人と小人の内緒話

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先生は帰って来ないし、床には漫画散乱しているし、(それは自分のせいなんだけれども)ひとつため息をつきながら天井を見上げたときだった。 ――ピンポーン 普段はまったくと言っていいほど鳴らない、我が家の呼び鈴。 (……先生、かな?) けれど、先生はいつも合い鍵で入るし、……いったい何故?不思議に思いながらも玄関に走った。 そこで、冒頭に戻るわけで。
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