33人が本棚に入れています
本棚に追加
ここは民宿「炎」。
朝起きて何時ものように朝食を食べようと下へ降りてきたら、少々変わり果てた姿の弟がお茶を飲んでいた。
「…あ、本当だ」
「気付いて無かったの?」
「おう。オイラ昨日何か変なもん食ったか?」
「昨日は葉が作ってくれた普通のカレーでしょ」
「…昨日 も なι」
「…兎に角、戻さなきゃ」
「お~」
「やる気ないでしょ」
「そうでもないぞ」
「はあ…ι」
それから僕らは色々考えたけど思い当たるものは何も無く、原因は分からないまま。
その答えを知るのはもう少し先になる。
.
最初のコメントを投稿しよう!