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朝食をすまし、何もないかのように音楽を聞き始める葉。
僕もその内なんとかなるだろうと本を読んでいたけれど、やはり気になる。
「………。」
これって本当についているのかな…。そうだ、もしかしたら取れるかもしれない。
「悪かったよ」
「……。」
そう思い引っ張ってみたら、こっぴどく怒られた。
そっぽを向いてビタンビタンと尻尾を床に叩きつけてる。
成る程、怒るとそう動くのか。
何て呑気な事を考えている暇は無い。先ずは機嫌を直さなければ。
「冷蔵庫にプリンあったから、僕の分まで食べて良いよ」
「最初からお前の何かねえ」
「…酷いなι」
「………。」←ビタンビタン中
「はあ…。だって取れるかもしれないと思って」
「で、でも尻尾は触られると何だか変な感じがするから嫌だ!///」
「変?」
「おう、変だ」
「うーん…じゃあ耳は?」
「わっ!ちょ、////やめろ!」
「何」
「くすぐったい////」
「そう…ι」
こんな調子じゃ何時元に戻るか分かったもんじゃない。
何もないのもつまらないな。
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