始まりは終わり

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何もしないまま外は紅の空に変わっていた カラスが人間に家帰れって言っている気がする そろそろあいつが来る 僕は自然と枕を抱いて俯せに倒れた 「や……………っほー!」 インターホンも鳴らさず部屋に入ったらすぐ飛び付いてくる正直鬱陶しい 「あっ、いま私のこと鬱陶しいって思ったでしょ!?」 変なとこ鋭いから困る
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