風と道

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月明かり帰る道 1人立ち止まる   俯く僕 少し冷たい風が 涙で濡らす頬を 撫でる   まるで涙を 拭うよう   「大丈夫、私がいるよ」   って僕にささやき 風が通り抜ける   思わず振り返った道は ガタガタで 何にも無く真っ暗 ただ一筋、道が続いてる   それが、わたしの 歩いてきた道 生きてきた証
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