まえがき

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 窓辺に座りお気に入り小説を読む。邪魔にならない程度に洋楽をかけてBGMとして使う。  これから一時間程度、小説の世界に潜ろう。匂いのしない世界へと潜っていく。  ここまでして集中をしようとしているのに、ケータイが鳴る。  電源を切っておかなかった自分が悪いのだけれど、妙に苛立つ。  仕方なくケータイの通話ボタンを押した。
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