プロローグ

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僕の夢はヒーローになることだった。 悪者を倒して人々を救うヒーロー。 小さい頃戦隊ヒーローが大好きでよく滑り台の上に登っては元気よく飛び降りていた。 高いところから格好よく登場するのがヒーローの決まり。 しかし3回に1回は着地に失敗し顔面を強打。 そのおかげか僕の鼻は低い。 初めて父親に買ってもらったゲームはスーパーファミコンだった。 もちろんソフトはスーパーマリオ。 ピーチ姫をマリオが助ける冒険ストーリー。 僕はピーチ姫を助けるため頑張った。 助けられるのはマリオの僕だけ。 まさにヒーロー。 日々冒険に奮闘した。 無事姫を救出。 そして視力が下がり眼鏡もゲット。
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