THE END!?

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   「一体 何がしたいの?高城。」  心臓が 速く動きすぎて 痛い。 首すじの 二つのアトは、まだ 微かにしびれてて。  あたしが 博雅に告白するのが 嫌なの?  それは……。  友達として じゃないよね。  「あのさ、高城…。」  「ごめん ごめん。やっぱ やり過ぎたよな!?ここ最近、お前に やられてばっかりだったからさ、つい…。」  へっ!?  「それ、俺から無理矢理 やられた って言えば、大丈夫だからさ、うん。」  なんですと!?  「ほんと ごめん。西園寺専務は お前の事好きに決まっているからさ、告白 絶対うまくいくよ。」  はい!?  「殴らないでくれよ、な!?じゃあな。俺もうまくいくよう 祈ってやるから。」 あたしに 口を開く暇も与えず、喋るだけ喋って 高城は 部屋を出ていった。  ポツー…ン…。  
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