THE END!?

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高城が消えたドアを ぼんやり眺めながら さっきの 嵐のような出来事を 整理してみた。  高城が 部屋に入ってきて。  マジナイとか なんとか言いながら、あたしに キスマークつけて。  仕返し とか、嫌がらせ とか、いろいろ わめきながら消えた。  えっ…と…。  ヤり逃げ?  なんじゃ そりゃぁー…。  かなり ドキドキしちゃったじゃん。  ちょっと 焦ったじゃん。  ちょっと思っちゃったじゃん。  高城が あたしの事 好きなのかも。  って、ないないない。  とっくに振られているクセに あたしってば、自意識過剰。  チキショウ。シリアスだったから すっかり騙されてしまった。  今度 会った時は、覚えてやがれ コノヤロウ。 気を落ち着けると、博雅に電話をかけた。  こうなりゃ 何がなんでも 告白してやるっ。    
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