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俺は夢を見ていた
暗く、暗い場所に一人の女の子が立っていた
腰あたりまで伸びている髪、綺麗な水色の瞳、身長もそこそこ高い
その娘は俺を見つけるといきなり走って来た
『あなた名前は?』
その娘はいきなりそんな事を聞いてきた
……夢の中だし答えてもいいか……
『伊乃一樹(イノカズキ)だ』
俺は正直に答えた
すると彼女は俺の身体をいろんな角度から見たり、ぺたぺた触ったりしてきた
『この人なら大丈夫そうね……力も持ってるし……』
彼女は意味がわからないことを一人呟いたあと俺に向かってこう言った
『私を守る騎士になってくれない?』
……意味がわからない
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