目が覚めると、そこは一面の猛吹雪でした。

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オッス、俺の名前は火頭屋遊。 とある事情で俺は、気付くと全く見たことも無い場所に来てしまうという特異体質なんだ。そのため慢性的に迷子になるんだ、これが。 うーん、迷子になるのは慣れっこになってるつもりだったんだが、どうやらまだまだ甘かったようだ。 え?一体今どこにいるのかって? うん、実はね・・・・ 『『ビュゴーーーーーーーーーーーー!!!!!!』』 ・・・何故か猛吹雪の吹き荒れる雪山らしきところにいます。 あぁ・・・こんな俺だがとりあえず一つだけ言えることがある。 「激寒っ!!?!?」 ヤバイ!?このままでは凍死してしまう!! どこか!どこかせめてこの吹雪が凌げる場所にいかないと!!! とりあえず、暫く歩き回った結果大きな洞窟を見つけることができた。 正直、この洞窟の中もまるで冷蔵庫のように寒いのだがさっきの吹雪に比べたら全然マシである。 さて、どうしたもんか・・・。 こんなとこにいたら間違いなく死んでしまうしな、どうにか麓に降りるかしないとな。
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