目が覚めると、そこは一面の猛吹雪でした。

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「つーか、なんで恐竜がいるんだ?まさか今度はジュラ紀かなんかに飛ばされたんじゃあるまいだろうな・・・」 もしそうだとしたら・・・・・・・・・嫌すぎる! 生憎と俺は恐竜を見て 「うわ~~恐竜だ~~すごいカッコいい~!!」 等と言えるような、恐竜大好き少年ではない。 さっき運良く倒せたラプトルもどきならまだしも、Tレックスやアロザウルスみたいな大型で肉食なやつでも現れたら、正直逃げ切る事が出来るかどうかも疑わしいぞ・・・。 「とにかく・・・一刻も早く、麓に下りてこの雪山から脱出しなければ・・!!」 兎に角、善は急げだ。もたもたとしていたらさっきの恐竜がまた襲って来るかもしれないしな。 そう思い立った俺は洞窟の中を足早に進んでいった。
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