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大きな口を開けながら、猛烈なスピードで追ってくるTレックスモドキ。
ヤバイ!!
全力で走ってるのに少しずつ距離を詰められている!!
こ、このままだと・・
『追い付かれる』
↓
『捕まる』
↓
『喰われる』
↓
『排泄物として土に帰る』
《完》
「イヤだあぁぁぁぁ!!!!恐竜のう〇ちになるのはいやだぁぁぁ!!!
というかそもそも喰われたくないぃぃぃィィィィ!!!!」
逃げろ!!逃げるんだぁ!!俺ぇ!!!
グルアァァァァ!!!!
背後から物凄い咆哮を上げながら追っているのがイヤでもわかった。
「イイヤァァァァァ!!!!?!?
更に距離が縮んでるぅぅぅぅ!!?!?
って!!
あぁっ!!!あそこに光が!!?!」
目の前の通路の奥、その曲がり角の向こうに光が溢れていた。
彼処が出口か??!!?
「くっ、どうにかあそこまで!!
あそこまで逃げれば!!!」
そう信た俺は最後の力を振り絞り、出口の光を目指し全力で駆け抜けた!!
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