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誠人の優しさ、嬉しい
だけど…
「夢、途中で中断してまで迎えに
来て欲しくないっ」
私は嘘をついた。
本当は迎えに来て欲しいけど…
いつでも会える距離にいたいけど…
それじゃ誠人の夢、応援出来ないから…
どうすればいいかなんて
正直、わからないけど
自分の気持ちだけ追いかけてた
昔には戻らない
私だってかわるの
だからこれは強がり
気付かないで
愛しい人
『そっか…』
『ごめん。忘れていいよ…全部』
「…え?」
『もし忘れられないなら連絡して
。約束、果たしにくるから…』
誠人…
どうして、そんなに優しいの?
連絡なんて出来ない
分かってるくせに…
私に淡い期待持たせて…
本当の言葉、聞こうとしてる
誠人を試そうてしてたのに…
試されてるのは私の方…
私が貴方を求めているのを知ってるくせに…
私が貴方を求めてはいけないと思っていることも知ってるくせに…
私に貴方を求めさせる…
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