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コンコン…
「はぁ~い☆」
「ママっ!赤ちゃんはっ!?わ、わぁぁ!ハパっ見て見てっ!」
個室の
彼女のベッドの横に
小さなベッドが
置いてあり
その中に
生まれたばかりの
我が息子の姿を
見つけた。
「よっ☆お疲れ様でした。なんつーか…その…ありがとな。」
大変だったろ?とか
今はどこか痛くないか?とか
かけたい言葉は
山ほどあったのに…
『ありがとう』
とゆー言葉が
自然と出た。
彼女は微笑み
「うん!タカちゃんもずっと一緒にいてくれてありがと☆サクも練習した呼吸法とっても上手だったよ♪ありがとね」
「うんっ!パパたっら全然ダメなんだもん(笑)ママ!サク抱っこしたい!」
キラキラした眼差しが
眩しかった。
「うん、いーよっ☆」
彼女の手ほどきをを
真剣な顔できくサク。
そんな二人の
やりとりが
すげーほほえましくて…
すげー幸せだった…
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