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=地震兵器炸裂2=
2005年1月6日、時事AFP電が奇妙な報道を始めた。「環境兵器か宇宙人か?闇の支配者による仕業か....」と題して、スマトラ沖大震災がアメリカ軍の極秘兵器の試験によって発生したという陰謀説が広まりつつある事を伝えている。
その説を支えるのが、スマトラ沖地震の起きた日が、イランで三万人もの被害を出した「バム地震」(2003年12月26日)のちょうど一年後に当たることで、前年のイランの大地震もアメリカが引き起こした可能性を提示している。そして実際、スマトラ沖でわ今回の大地震以前、このようなプレート型地震による大津波は無かったという。
つまり、AFP電が伝えた陰謀説は、長年、噂として流れているアメリカの「地震兵器(環境兵器)」の存在があり、電磁波兵器が、どれほどの破壊と死者を生み出すかを、津波について無菌状態だったインド洋を実験場に確かめた疑惑があるというのである。
その証拠に、インド洋のディエゴ・ガルシア島にある、アメリカ海軍基地だけが、事前に津波情報が入っていて、損傷を免れたという。
それを知ったオーストラリアからタイまでの名国政府が、一斉にアメリカを非難し、アメリカが地震と津波の事前警告を怠ったと発言している。しかし、アメリカが被害国に対して莫大な救援物資をと支援金を用意したため、その声は一斉にに沈下する。
=地震兵器炸裂3=に続く
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