序章

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『いや、もしかしたら思い違いかもしれないから気にしなくてもいい』 吉平は東人を安心させるかのように告げれば、紫焔は東人の隣の席にやって来た。 「よろしくお願いします」 にっこりと笑み浮かべ、短く挨拶した紫焔は座った。 東人もまた短く返事をしてから、最初の授業が始まった。 これから起こる、数々の出来事に東人が関わるとも知れず………
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