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「ふわぁ…」
入学式も終わり数日がたつある日、いつものように昼食の時間に屋上で空を見上げている少年が一人…
「空は…でけぇ…」
――ボスッ!
鈍い音と共に少年の腹にボールが当たった。
「ぐぇっ!」
少年は悶えた。
「哲~なにやってんだ?」
哲とよばれた少年はお腹を押さえながら返事をした。
哲「なにやってんだじゃねーよ!ナオ!」
ナオ「ん?ぼーっと空なんかみて~そろそろおれらも動く時期だろ?」
哲「あぁ~そうだな!部員はあつまるか?」
ナオ「ばっちりだよ!とりま俺らいれて6人は集まったし後マネージャーも一人」
ばっちりのサインなのか、オーケーのサインをだしてナオが答えた。
哲「そっか!顧問はいるし、今日から始動だな!」
なお「あぁ…中学の時にできなかった…」
哲人「俺たちだけのバスケ部が」
二人の見ていた空はこれからの彼らの心のように真っ青な空だった…
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