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でもよ…
あれが最初で最後の願いなんて…
…あんまりだろ?
慶次「奈美、奈美っ!!!!」
『けい、じっ…』
慶次「奈美、喋るな…!!」
止血をしようと矢の刺さった傷口に触れようとする俺の手を拒み苦しそうにしながらも微笑む奈美
慶次「奈美っ…!!」
『慶次っ、生きて…』
『私の、分まで…生きて……』
慶次「奈美…?なぁ、嘘だよな?」
彼女の最初で最後の願いは…
彼女に依存していた俺にとって
とても残酷な願いだった…
慶次「ごめんな奈美……」
―……お前の願い……―
慶次「今…逢いに逝くから……」
―……叶えらんねぇや……―
―――END―――
―――――
………なんじゃこりゃ
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