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『あれ…いらっしゃっていたのですか?』
『はい。伯母上に会いにきていたんですよ』
『母上に…だけですか?』
二人はクスッと笑いあうと自然にそっと近付きあう―
『父上には私から言います。そしたら…いつでも二人で過ごせますね』
『そうですね。…あなたを私のものにできたら…死んでもいいですよ』
『まぁ…いけませんよ?私をおいていったら絶対に許しません』
『分かりました…何があっても私はあなたの側から離れません』
目を閉じると私達はそっと口付けを交わす。
…好きです。光秀様…
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