119699人が本棚に入れています
本棚に追加
─*─
長く苦しい時間を経て、俺達はようやくクレープを購入することができた。
今は近くのベンチで二人仲良く座っている。
それにしても
「デカイなソレ」
「は、はい……想像以上です」
俺の腕の長さ位ある特大クレープ。てっぺんには鮮やかに彩られたフルーツ達。製造過程を見ても中にも色んなフルーツ、チョコ、クリームが盛りだくさん。
幅もあり、凄まじいボリュームだ。
カップル二人で食べても、二人共腹が一杯になってしまう、いや、もしくは食べきれないかもしれない。
あ、因みに俺の身長は177cm。まあクラスでは一番高い。
手足も背丈の割に長い……という事を考慮して貰えばいい。
「いけるのか優里?」
「んーと、少し勇斗さんが手伝ってくれるなら、いけると思います」
少しだけでいけるのか。
相変わらず甘いモノに対する執着心は尋常じゃないものがある。
それにしても、良くナイスバディを維持できるな。
腹はへっこんでるし、あれか?
全部胸に行っちゃってるって訳か?結構でかいし……。
最初のコメントを投稿しよう!