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「ひゃあ……」
台所に行くや否や、俺は凄く間抜けな声を出してしまった。
目の前に広がる豪華なオセチ料理に圧倒されてしまったのだ。
気合い入りまくりのオセチ料理。何か……キラキラしてる気さえしてしまう。
というかオセチなんて何年振りだろー?小学校以来かな。ははははは……はあ。
「さ、いただきましょう!」
「ん?雅司さんは?」
「昨日から外泊してるじゃ無いですか」
「あ、そっか……」
確か……彼女ん家って言ってたかなあ。つかシスコンの雅司さんに彼女か……。相当可愛くて良い性格してんだろな~。勿論優里には及ばないがな。
「じゃあ頂こうか」
腹減ったし。
「えっ!?あ、あの……わた……私を……」
顔を真っ赤にして俯いてボヤク優里。全く……どうしてすぐソッチに頭が回るかな?
「いただきま~す」
「は、はい!!……ぜ、全身で……ってあれ?」
俺が卵を口に運ぶと、優里は意外だとでも言いたげな表情を浮かべる。
たまにコイツはわざとエロエロ天然キャラを気取ってんのか?と思うほどにぶっ飛んでいる。
しかし卵上手いな~。
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