始まりは突然に……

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【広樹】「腐れ縁か。 まあ、俺達にとっては1番似合ってる言葉だな」 【直樹】「ははは、だろ?」 お互いに笑い合う俺達。 広樹もなんだかんだ言って嬉しいのだろう。 【広樹】「さてと、そろそろ行かないとな。 橘さんも待っている見たいだし………」 そう言って小雪の方を見る広樹。 【小雪】「え? そ、そんな事……ないよ?」 広樹の言葉に首を振る小雪だが、嘘を付いているのがバレバレだった…………… 【直樹】「うむ、広樹の言う通り見たいだな。 まあ、俺だって野郎と話すより小雪と一緒にいる方がいいしな」 【小雪】「ちょっ、直樹!?」 そうと分かれば話しは簡単だ。 俺は小雪の手を握ると、広樹に向かって向こうに行くように手を振った。
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