それは……時を超えて～アゲイン～

始まりは突然に……

【雄二】「え？　なにこれ？　もしかして、俺……注目されてる！？
やべぇ、マジ興奮してキタァァアアァ！！？」

【直樹】「……なんか、少し見ない内に雄二も大分変わったな……」

【小雪】「うん、そうだね…………」

めちゃめちゃハイテンションで叫ぶ雄二を生暖かな眼差しで見つめる俺と小雪。
美希はまだ呆然と、麻衣はあたふたと慌て、そして広樹は全て諦めたかのように雄二を見つめていた。

【男子Ａ】「はぁ、嘘やべぇ！　Ｍ男と一緒のクラスメートかよ！
なんか、この最後の一年マジでワクワクしてきたぁ！」

【女子Ａ】「え、ワクワクってキモ………
って、あれ？
Ｍ男がこのクラスにいるって事はもしかして、今年の文化祭って？」

【全員】「「「あっ！ 」」」

一人が呟いた言葉に反応してﾎﾓﾛｳ先生へと向かう全員の視線。
俺も釣られてﾎﾓﾛｳ先生を見ると、待っていましたと言わんばかりに嫌らしい顔でこっちを見ていた。
そして……………