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【直樹】「どうだ、小雪。 美味しいか?」
【小雪】「え? あ、うん。 甘くて美味しいよ」
小雪は食べるのに夢中なのか、俺の言葉を半分も聞いているかどうかも怪しかった。
【直樹】「でも、まあ………」
それでもいいか。
正直な所、小雪に無視されているようで少しショックだが、ここまで楽しそうな小雪は最近見てないからな。
俺も自然と、小雪と同じように笑顔でクレープを食べていた。
【小雪】「直樹、久しぶりにあそこに行かない?」
【直樹】「ん? あそこ?」
クレープを食べ終えた後、ブラブラと街を歩いていると突然小雪がそんな事を言って来た。
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