始まりは突然に……

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と、言う訳で……小雪のお願いに負けた俺は、前と同じゲーセンに来ていた。 【小雪】「ねえ直樹、あれ! あのぬいぐるみ、可愛くない?」 【直樹】「え……もしかして、あのぬいぐるみの事か?」 小雪が瞳を輝かせながら指し示した物は……はっきり言ってぬいぐるみかも怪しい物だった。 【小雪】「うん……特にこの目を見て! 凄く愛らしい瞳をしてるよね?」 【直樹】「え? あ、うん、そうだな……」 俺には愛らしいというより、毒々しい瞳にしか見えないんだがな。 【小雪】「直樹、あのね……あの、ぬいぐるみ……欲しい…」 【直樹】「うぐっ、あのぬいぐるみをか? 別のは………?」 【小雪】「………」 ただ見つめて来る小雪。 いや、ここで負ける訳にはいかない。 あんなぬいぐるみを取るぐらいなら……… 【直樹】「よし、俺に任せろ!」 【小雪】「ありがと、直樹♪」 はい、無理でした。 俺に断る見たいな事が出来る訳ないだろ!? という事で、早速やる事に…………
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