始まりは突然に……

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………………… ………… ……     一週間後 楽しい時間とは早く進む物で、春休みはあっという間に終わり、今日から新学年として学校に行く事になった。 最初は小雪も留年の恐れがあったが、何とかなり今では一緒に3年に進級する事が出来ていた。 【直樹】「ふぁ~、くそっ、眠いな……… 何で、こんなに眠いのに学校に行かなきゃいけないんだ?」 いつもの通学路を歩きながら、いつもの愚痴を呟く俺。 学習してないのかって言うくらい、言って来た台詞だが……これを言わないと1日が始まった気がしないんだよな。 【美希】「ほら、兄さん! いつまでもグチグチ言ってないで急がないと! 小雪ちゃんが待っているんでしょ?」 【直樹】「っと、そうだった。 今日から小雪と登校するんだったな」 あまりのいつも通りさに忘れていたが、今日から小雪と登校する事になっていたんだった。 【直樹】「悪い、美希。 それじゃ、俺は行くからまた後でな!」 【美希】「はい、兄さん。 気をつけて行って下さいね」 俺は美希と別れると、小雪との待ち合わせ場所へと駆け出した。
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