31人が本棚に入れています
本棚に追加
…………………
…………
……
一週間後
楽しい時間とは早く進む物で、春休みはあっという間に終わり、今日から新学年として学校に行く事になった。
最初は小雪も留年の恐れがあったが、何とかなり今では一緒に3年に進級する事が出来ていた。
【直樹】「ふぁ~、くそっ、眠いな………
何で、こんなに眠いのに学校に行かなきゃいけないんだ?」
いつもの通学路を歩きながら、いつもの愚痴を呟く俺。
学習してないのかって言うくらい、言って来た台詞だが……これを言わないと1日が始まった気がしないんだよな。
【美希】「ほら、兄さん! いつまでもグチグチ言ってないで急がないと! 小雪ちゃんが待っているんでしょ?」
【直樹】「っと、そうだった。 今日から小雪と登校するんだったな」
あまりのいつも通りさに忘れていたが、今日から小雪と登校する事になっていたんだった。
【直樹】「悪い、美希。
それじゃ、俺は行くからまた後でな!」
【美希】「はい、兄さん。 気をつけて行って下さいね」
俺は美希と別れると、小雪との待ち合わせ場所へと駆け出した。
最初のコメントを投稿しよう!