『涙音』

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風に舞い散る花びらの幻想的な風景に顔を上げ、その光景を目に焼き付けた幸里は風に抱かれるように倒れ込んだ。 ―――足に力が入らない……… ……限界が来たな…………。 慌てて駆け寄ってくる皆の顔を見ながら幸里は目を閉じた。 .
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