プロローグ

2/3
前へ
/1081ページ
次へ
        誰も知らないある場所に とても孤独な神様がいました 長い孤独が嫌になった神様は ある日、人を作り出して 雲の上にある自分の楽園の下に作った小さな村に住まわせました そしてその時に、彼らが互いに支えあって生きていけるようにと、その魂を5つの種族に分けたのです 深い愛情と 高い治癒の力をもった 「ハート」 世界を活気だてる高い知能と 守護の力に長けた 「ダイヤ」 多くの理を根付かせ、 時にその不思議な力を借りる 「クラブ」 悪を滅し、世界を守るための 戦う力をもつ守人 「スペード」 この4つの種族を作り出した後、神様はそれぞれのまとめ役として4人の王を決め その下に貴族、平民、騎士という階級を与えました 人間たちの文明が、いつか自分のいた楽園のように 孤独な楽園へ発展してしまわないように 互いに支えあって、生きていける様にと願いを込めて
/1081ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13024人が本棚に入れています
本棚に追加