居場所がなくて
ただ教室の端っこが
僕の居場所だった

ただ机に顔を伏せるだけだった
誰かに話しかけられるのが怖かった

なにをやるにも面倒くさくて
鬱で 蹲って 悔しくて
耐えて 涙流して

それでも気持ち晴れずに
孤独で 悲しくて 憎くて
暴れて 逃げ出して

身も心も失いそうになって
全てを捨てようとした僕に

そっと近づき現れた君は
孤独じゃないと教えてくれ
僕の心に手をかざした

僕は気付いたんだ
一人じゃない 君がいてくれる
心が温かい

堪った涙が堪えられなくて
君の前で全部涙を流した

もう泣かない
君の優しさに答えられる

心の強い人間になる
約束する

孤独じゃない 君がいるから

強い心がある