別に来たかったわけじゃ…

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声の方向を見ると人が走っていて、こっちに向かっていた。 天使かな?と思い、近寄ってみる。 すると向こうも気づいたか、急に立ち止まった。 ん?なんで立ち止まる? 僕はもう少し近寄ってみた。 その人はどうやら女の子っぽい顔立ちをし、赤茶にセミロング。 背は小さめ。 何より驚いたのは服装だった。 だって羽がないんだもん。 天使ってみんな羽があると思ってた。 それにしても何で民族衣装なんだ? もう少し近寄ってみた。 しかし、その人は後ろ一歩下がる。 ん? 「や、やぁ」 声かけながら歩んでみた。 「モ…」 も? 「モンスター!!!」 えぇ
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