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鍵を突き刺した瞬間、トーフーに見事に刺さった。
そしてトーフーは、白い液状を出しながら、分裂した。
…汚いんですけど。
白い液状がかかったんですけど。
と、とりあえず死んだのか。
足で分裂した白い塊を触ってみた。
…動かないみたい。
「はぁ~~~…助かった…」
安堵のため息がでる。
なんだよ…これ。
「す…」
草陰の方から声がした。
あ、そういえば女の子を助けたんだっけ?
「すごいです!モンスター!!」
だからモンスターじゃない…
女の子は僕の近くまで寄り、ジロジロ見る。
「な、なんでしょうか?」
「ん~…見たところ人っぽいんですけど…」
「いや人ですから…」
そう言うと女の子はきょとんとした顔になり笑った。
「はははっ、まさか!だって、あのトーフーを素手で倒す人いないよ」
「それはね…」
説明しようと瞬間、女の子は何かに気づきとんでもない行動に移した。
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