ただ僕は借りたかった。

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「のたれぇ~、ちょっと黄金のたれを隣の家から借りてきてちょぉだい。」 お母さんのノンビリした声が聞こえてきた。 「なんでさ~」 「ちょっと、たれがもうないの~」 「ならお兄ちゃんに…」 「あいつはだめ」 …なぜかお母さんはお兄ちゃんに厳しい。
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