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右京 「……知らないのか?」
少女 「知らないよ~この世界のことは全然」
右京 「よし、教えてあげるからまず着替えろ」
少女 「はぁ~い………」
いきなり堂々と右京の前でドレスを脱ぎ始めた。
少女 「ふふっふ~ん♪」
右京 「ちょ!バカ、そこで着替えるなよ!」
驚きながら慌てて後ろを向いた。
少女 「なんでぇ?」
右京 「お前は女の子だろ!俺は男だ……」
少女 「別にいいよ♪あなたなら♪」
右京 「初対面だろ……」
少女 「………えぃ♪」
右京の後ろから…笑いながら抱きついた。
右京 「……抱きつくなよ」
少女 「……だって嬉しいんだもん」
右京 「……そうえばお前の名前は?」
少女 「アメリアっていうの……1年間よろしくね♪」
右京 「俺は右京って言うんだ……なんで1年間なんだ?」
アメリア 「それは……私がこの人間界にその期間しかいられないから…」
右京 「……俺でいいのか?」
アメリア 「……うん♪」
右京 「でも…俺は学校もあるし…バイトもある……お前とかまってる時間はあまりないんだ……」
アメリア 「……いいよ♪ただ……あなたが暇な時に私と遊んで……」
右京 「……いいよ」
アメリア 「……こっち向いてぇ」
寂しそうな声で言うと右京は言われるように振り向いた。
右京 「ん?………まぁぁぁぁ!?」
アメリア 「えへへ♪右京のえっちぃ~♪」
慌てふためきながらアメリアの背中を押して洗面台へと向かわせる。
右京 「なんで服を着ないで抱きつくんだぁ!」
アメリア 「あははは♪」
右京 「はよう着替えろ!」
アメリア 「あはは♪右京のえっちぃ~♪右京のえっちぃ~♪」
右京は急いで洗面台のカーテンを閉めた。
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