第一話 始まりは突然に

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右京 「なんなんだよ、あの子は……」 アメリア 「右京ぉ~」 顔だけをカーテンから覗かした。 アメリア「私のバックをとって~その中に服が入ってるから」 右京 「わかった……」 右京はバックのある部屋に行くとバックに手をかける。 右京 「よっこい……しょ!?」 バックは持ち上がらない。 右京 「なんだこのバック!!超重えぇ!!」 右京の力でさえ持ち上がらない。 アメリア 「早くとってよ~」 右京 「よし、待ってろ……ふんぬぅぅぅぅ!!」 力を振り絞り 思いっきり持ち上げようとするが…やはり上がらない。 右京 「はぁ……はぁ……」 アメリア 「どうしたの?」 右京 「持ち上がらないんだ……」 アメリア 「あぁ~忘れてたぁ、私以外持ち上がらないようにしたんだ♪」 右京 「マジですか!じゃあ無理だ……」 アメリア 「じゃあ中から私の服をとってぇ~」 右京 「おいおい、プライベート的なものがあるだろ?例えば………ねぇ?」 アメリア 「………右京のえっちぃ~♪」 右京 「………だって考えちゃうよ男なら……」 アメリア 「私の服を思ってそのバックを開けてみて♪」 右京 「……わかった」 さっき着ていた黒い服を想像して ゆっくりとバックを開けると 中にはアメリアが着ていた服だけが入っていた。 右京 「おぉ~!すげぇこのバック!」 アメリア 「早くぅ~」 そのバックに感動しながらアメリアに服を手渡した。 右京 「すごいなぁアメリア、あのバック」 アメリア 「えへへ~♪もう一つお願いしていい?」 アメリアはニコニコしながら何かを企んでいた。
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