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アメリア 「すごい~中でグワァングワァンしてる~」
右京 「ほら、早く…まずは話を整理したいんだ」
アメリア 「私もあなたに言うことがあるの」
右京 「わかった。じゃあ先に向こうの部屋に行っていてくれ、何か入れよう」
アメリア 「血をくれるの?」
右京 「悪いな、家にはないよ……」
アメリア 「血が飲みたいぃ~」
右京 「……お前は吸血鬼か?」
アメリア 「吸血鬼?……だれ?」
右京 「へぇ~吸血鬼を知らないのか~死神がいるからいると思ったんだけどな」
アメリア 「まぁ……何でもいいや♪」
アメリアは元気にニコニコしながら部屋へ向かっていく。
右京 「……何を入れようか」
冷蔵庫の中にはコーラとオレンジジュースとアイスコーヒーしかない。
右京 「…………」
少し…ニヤっと笑って何かを企んだのか
3つともだして…コップは1つ。
読者の皆様はもうおわかりかと思うが子供並みの悪ふざけである。
右京 「どんな反応するのだろう……」
楽しそうに3つを混ぜていく。
その時
後ろから何かを見つけ出したかのようにアメリアが叫んだ。
アメリア 「なにこれぇぇぇ!!」
振り向くとアメリアは目を輝かせながらテレビの前で喜んでいた。
アメリア 「箱の中で人が喋ってるよ!」
右京 「それはテレビって言うんだぞ~」
アメリア 「おぉ~すごい♪ボタンを押すと中が変わる~♪」
右京 「……ほんとに知らないんだな……」
アメリア 「ん?何か言った?」
右京 「いいや、何でもないよ」
右京もアメリアのいる部屋に歩いていき、テーブルに混ぜたジュースをアメリア側にゆっくりと置いた。
右京 「さぁ、飲んでくれ♪」
アメリア 「……なぁにこれ?」
右京 「俺がお前のために入れた特製ジュースだ♪」
アメリア 「ほんとに?嬉しいなぁ~♪」
コップを手に取って
アメリアはいきよいよく一気飲みをした。
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