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アメリア 「………大丈夫だよ」
右京の手をそっと握りしめまたニコッと笑った。
右京 「お前も大変なんだな…」
アメリア 「……うん」
右京 「……ならいいんだ。じゃあ話に入ろう」
アメリア 「はい~♪」
右京 「まず聞きたいのが死神はなんでいるんだ?」
アメリア 「あなた達が死んだら魂を私達が回収するの。あとは強制的に魂を回収したり……魂を回収したあとに整理することかな?」
右京「……強制的に回収?てことは……」
アメリア「まぁ殺すってこと……それなりの罪を犯した人わね」
右京 「……魂の回収屋か」
アメリア 「そう♪それが私達の仕事だよ♪」
右京 「大変か?」
アメリア 「さぁ~、でも大変だろうね」
右京 「あれ?アメリアはしたことをないのか?」
アメリア 「私はする必要がないって…言われていたから……何もしたことない」
右京 「じゃあ……今回が初めて?」
アメリア 「………うん」
右京 「そうか……でも強制回収はしないんだろ?」
アメリア 「それが……私はこの一年間、私は体力を保たなきゃいけない。それには魂と血が必要なの……」
右京「……じゃあ、自然に死んだ魂を食べれば…」
アメリア 「だめなの……その死んだ魂は私達があらかじめ管理しているの…だから死んだと同時に……その管理している死神が回収してしまう…」
右京 「だからアメリアは……」
アメリア 「強制回収で魂と血を食べればいけないの……」
右京 「今は大丈夫か……?」
アメリア 「うん、大丈夫だよ♪」
右京 「でも人を殺すのかアメリア……」
右京は少し俯いて言った。
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