第一章 再会
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だが、一瞬立ち止まっただけで男はすぐに炎を回り込んで、レトの背後へ。 キンッと高い音が響いた。レトが男の剣を右手で受け止めた音だった。いつの間にかその手には炎で形づくられた短剣が握られている。
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