第一章 再会

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「君は…。」 少女は地に膝をつき、ユンの描いた魔法陣に触れた。輝く、結界の魔法陣。 男は、ただ見ているだけだった。 陣は、少女の触れた所から形をかえていく。描かれていたはずの線が、図が、文字が。違うものへと変化していった。 「陣の変更?まさか、そんなことが…?」 レトが手をはなすと、完成された魔法陣は男を中心に小さくなっていった。そして、光は彼の左目へ。吸い込まれるようにして、消えた。
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