第一章 再会

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エリュトは小さな宝石箱を取り出した。そこに入っていたレトのものと同じペンダントを二つ、元のようにレトの首へと掛けた。 途端に羽が、消えた。気を失って落ちていくレトを受け止めて、エリュトはゆっくりと降りていく。 地上ではラセが安心して気が抜けたのか、同じように気を失っていた。それを、ユンが支える。
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