55人が本棚に入れています
本棚に追加
なんだか酷く疲れた…
男は安心したのか椅子に座ったまま眠りについた。
誰だ?
おい!
やめてくれ!
頼むから!
「うわあぁぁぁぁ~!」
夢にうなされて男が目を覚ますと医者が暖かいコーヒーを持って来てくれた。
「どうした?酷くうなされてたな。」
「あぁ…昔の夢を見たんだ…それよりあの子は?」
「警察は保護すると言っていたが親を見つけるのは無理だろうな…」
「見つからないとどうなる?」
「可哀相だが施設にいれられる。」
「そうか…」
男は悲しい顔をした。
最初のコメントを投稿しよう!