運命の日…

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『プルルル… プルルル…』 朝の静寂を切り裂くように実家の家電が鳴った。 当時私はまだ実家住まいで家族と共に暮らしていた… 父が電話に出る。 すぐに私を起こしに来た。 どうやら山田さんから電話らしい… (山田なんて知らないし携帯が普及した時代に朝から家電…) 嫌な予感がしつつも重い体を起こし電話口に向かう。 実家は一戸建てで二階の窓際に電話がありその窓から玄関も見ることが出来た。
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