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一：｢へぇ、頑張れよ。亮ならできるよ。｣
亮：｢あー………一さぁ。部活入る予定ないならさ、テニスやってみない？｣
？
あー。なるほど。俺を勧誘するのが本題か。
一：｢テニスなんてやったことねぇよ。ルールすら知らないし。｣
だるそうに言った。
亮：｢俺、実はずっと思ってたんだ。一とテニス出来たらスゲェ楽しいかもってさ、だから頼む！｣
パンッ！と顔の前で両手を合わせる亮。
どうやらマジのお願いっぽいな。
ったく、どうしたらいいんだ？
亮が言う通りこの学校が強豪校なら、俺みたいな初心者はやっていけないんじゃねーのか。
一：｢やっぱ………｣
キーンコーンカーンコーン
話しの途中でチャイムが鳴った。
亮：｢じゃ話しの続きは昼休みに話そ！｣
そう言って素早く自分の席に戻って行った。
テニス部、かぁ。
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