悪友

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次の日 藍と一緒に学校に向かう。 手を繋いで、他愛のない話をしてるんだけど、たまにやっぱり勉強の話になるんだ。 こういう些細な楽しみの時間を潰す、勉強っていう存在を最近俺は心底恨んでいる。 「なぁ藍。こういう時ぐらい勉強の話は辞めねー?」 「あっ!ごめんね。嫌だよね。でも、私凄く不安でさ。」 「大丈夫だって。お前なら受かるから。」 「本当にそう思う?」 「なんなら自称神の結城に誓ってやってきてもいい。」 「ん~。今度ちゃんとした神社にお祈りに行こうね♪」 ああ、はいはい。 藍には悪いけど、神社に行ったら俺は確実に「大学受験なんて消えちまえ!」 って切実に願うね… まあ、それからは出来るだけ勉強の話を避けて話をしていた。 そんな時、藍が言ったこと 「そういえば、今日は十五夜だね♪今日は忙しくて無理だけど、今度の十五夜は一緒に満月見ようね♪」 と言った。 そのことについて、話をしていると学校に着いた。
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