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桜も散り季節は梅雨。
春とも夏ともハッキリしない時期。
俺はパソコンに向かい、仕事と格闘していた。
そんな時、コンコンと扉がノックされた。
「あいよ。入りな。」
俺が、そう言うと扉が開かれた。
そこにいたのは、新入生でD組の生徒、成田がいた。
「あのう。具合が悪いんですけど…」
「またか。まあベッドでも適当に使え。」
成田には、もはや一週間前に手を出した。
まあ、胸なんかはやっぱり餓鬼で小ぶりだった。
だが、なかなかの感度で男としては、自分の腕の中でその甘い声を聞くと、かなりの満足感を獲られた。
本当は今すぐにでも、成田がいるベッドの中に入っていって、抱いてやりたい。
しかし…
嫌な予感がした。
「おい変態!ちょっと腹痛いから休ませろ。」
これだ。
俺の教師生活を脅かす唯一の俺の天敵。
そいつはニカーっと笑いながら、俺の前に座った。
「おいおい。別に今日は暑くねーぞ。なんで汗なんかかいてるんだ?」
「ああ?なんでもねーよ。早く寝ろ。」
「まあ、そう言うなよ藍田。なんなら次の時間に来てやるか?」
「う、うるせー!」
「見え見えなんだよ変態。年中盛りのついた犬みたいな目してるからな。」
「て、テメー!」
「まあまあ、俺は適当にどっか行きますか♪じゃ。」
そう言って、そいつはどこかに消えて行った。
ふ~。
そんじゃあ、お言葉に甘えて、いただくとしますか♪
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